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× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 「野球の神様 ありがとう」 左翼後方のブルペンから桑田は小走りにマウンドに向かった。白球を拾い上げ、投球練習を始めた。背中には慣れ親しんだ18番。「心の中で野球の神様に『ありがとうございます』と。それだけです」。万感の思いは胸に秘めた。 6―8と劣勢の5回、3番手で登板した。7番カブレラからの下位打線を中飛、三ゴロ、遊ゴロと11球で片づけた。球速は最高87マイル(約139.9キロ)。スライダーやカーブで緩急をつけ、バットの芯を外した。 6回。デーモンを右飛、ジーターを遊直に仕留めた後、好調のアブレイユを歩かせた。「ストライクゾーンで勝負するべきだった」。直後、4番ロドリゲスへの初球、126キロのスライダーが甘かった。「投げた瞬間にやられると思った。ど真ん中ですから。しっかりボールにして様子を見ないとダメだった」。2打席連続本塁打となる2ランを右へ運ばれた。 元同僚・松井秀にも四球を与えたが、カノを遊飛に仕留め、40球でデビュー戦を終えた。 「6個のアウトは6個とも、いい感じで投げることができた。これを自信にして、これから投げていきたい」 2回1安打2失点。感動と手ごたえを胸に、大リーガー桑田が、新たな人生を歩み出した。 巨人で同僚だった桑田と対戦したヤンキース・松井秀 打席に立つと、いつもと違った感じがあった。四球だったけど、ヤンキースタジアムで桑田さんと対決できたのは非常に大きな思い出になる。〈10日、ヤンキース9―3パイレーツ〉 (2007年06月11日16時30分『asahi.com』)
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