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× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 演歌で異例2曲同時発売 来月座長公演も 1曲を1年がかりで浸透させるのが常道となっている演歌では異例の方式。昨年は日本レコード大賞に輝き、今や歌謡界を代表する存在だが、攻めの姿勢は変わらない。 「ファンに喜んでもらうことを第一に考え、努力を重ねてきた。それが認められたという意味で、受賞は本当にうれしかった。でも賞はゴールじゃない。おごることなく、僕の歌を聴く人を、もっと楽しませなくてはならない、と身が引き締まりました」 現状に満足してはいけない、他人がやらないことにも貪欲(どんよく)に挑みたい――。そんな思いが新曲の2曲同時発売に結びついた。 「あばよ」は、港町を舞台に、船乗りと女性の淡い恋と別れを、からっとした軽快な曲調に乗せた。昭和歌謡の香りをたたえ、新境地と言える作風だ。 「主人公になり切り、映画の一場面を思わせるような歌世界にしたかった。悲しさをぐっとこらえ、明るく旅立っていく男の強さと切なさが、伝えられたら成功ですね」 一方、「大好きな民謡の名曲をモチーフに、自分のオリジナルを作りたかった」というのが、「きよしのソーラン節」。元曲の歌詞や旋律の一部を取り入れつつ、逆境にくじけず、人生を切り開いていこうというメッセージを込めた。 「今の時代、閉塞(へいそく)感を抱えて生きている人々に対する応援歌になれば。この曲を聴くとストレスが発散できるというような、勇壮で豪快な歌唱を心がけました」 これまで、与えられた曲を歌ってきたが、今回、制作スタッフと方向性や曲調について意見交換するなど、企画段階から関与し、自らの意思を反映させた。 「僕も9月で30歳。これまでは、若くて経験も乏しく、周囲が自分のために決めてくれたことを精いっぱいやるだけでしたが、そろそろ次の段階に進む時期が来たと思った」からだ。 「とにかく、様々なことに挑戦し、人をびっくりさせたい。ここまでやるかと、言われても本望。演歌とか歌謡曲とかいう枠を超えていきたいですね」 6月1~27日、東京の新宿コマ劇場で座長公演に臨む。第1部の芝居は「一心太助」で、第2部は、自身のヒット曲に昭和の名曲を交えて構成する。「緊張感を途切れさせず、常にベストな僕を見せられるよう全力を尽くしたい」と力を込めた。 (2007年5月10日 読売新聞) PR ![]() ![]() |
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